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しっくい壁に抗ウィルス効果
2020-10-12
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図:しっくい壁とウィルス 
 昔から日本人は家に伝わる家宝など大切なものを漆喰(しっくい)で内外壁を仕上げた蔵に納めてきました。また城郭でも大切な米や武具などをしっくいで仕上げた専用蔵に納めてきました。
新型コロナウィルスを主とする感染症が私たちの生活に多大な影響を与えてる今、しっくいの力が見直されています。美観はもとより、調湿性、カビなどが生えにくい抗菌力。
 しっくいとは、強アルカリ性で殺菌成分の強い消石灰(水酸化カルシウム)とふのりが主成分であり水溶液Ph12というのはほとんどの生物が生きられない数値です。
 TVニュースなどで動物などに感染症が発生すると消石灰をたくさん撒いているのをご覧になった方もいると思います。
 この強アルカリはタンパク質を分解する性質があるため、インフルエンザウィルス、コロナウィルスなどエンヴェローブウィルスの周りにあるタンパク質を破壊しこのようなウィルスの死滅にも効果があると言われています。(ただしアルコールが効きにくい、ノロウィルスなどノンエンヴェロームウィルスへの効果は薄いと思われます。)
 しっくい壁は塗って乾燥すると表面は平滑でも多孔質でたくさんの微小な穴が開いており呼吸をしています。表面は中性に近くなりますがこの多孔質による壁の呼吸が内部の強アルカリに触れて細菌やウィルスの死滅に役立つようです。また、先の調湿作用が冬季の室内の乾燥しすぎを防ぎ、ウィルスが増殖しにくい環境を作ります。
 私の周囲を見ても父母をはじめしっくい壁を内装に施した家に住んでいる人は風邪などの感染症にかかりにくいという実感があるようです。
 
 弊社でも写真のように以前からしっくいを使用した壁を責任施工しています。現在しっくい壁「ヒナクリーム」としてカタログ化していますが、今後「Virus Inactivation Wall」(仮題)の一つとして商品リニューアルしたいと思っています。
 
弊社のしっくい壁は基本の白だけではなくカラー、パターン、光沢などに自由度があります。
 テレワークや外出控えなどで自宅にいることが多い今こそ新築、リフォームに抗菌
抗ウィルス、調湿作用のあるしっくい壁のご利用をご一考いかがでしょうか?
 お興味のある方には無料で300×300程度の見本板を作成いたします。
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(文責 代表取締役社長 西澤弘明 )
 
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